朝の影を比べるなら、時刻も一緒に
長い影。季節の違いか、撮った時刻の違いか。 同じ橋の写真を並べる前に、残す条件を整理してみた。
太陽が低いと、影は長くなる
国立天文台の解説では、影の長さは「物体の高さ×cot h」。hは太陽の高度、つまり地平線から上への角度だ。cot hは1÷tan hと同じ。
垂直な高さ1mの棒と水平な地面を仮定すると、次のようになる。
太陽高度30°:1m÷tan30°≒1.73m。
太陽高度60°:1m÷tan60°≒0.58m。
図は仮の角度で計算した例。松本の今日の値でも、橋の撮影結果でもない。太陽が低いほど長くなる関係を、二つの角度で示した。
写真の横に、四つだけ
季節ごとに比べるための撮影メモ案。
日時:年月日と時刻(日本時間)。「朝」だけで済ませない。
位置:立つ場所、向き、画角。橋の同じ部分が入るようにする。
影の目印:同じ柱など、何が作った影を見るか。
条件:晴れ・曇り、影の端が見えるか。曖昧なら長さを無理に決めない。
同じ時計時刻でも、季節が変われば太陽の位置は変わる。時刻が違う写真なら、その違いも一緒に考える。
写真上の長さは、画角や遠近でも変わる。画像の何ピクセルかを、そのまま地面の何メートルかに置き換えない。傾いた地面や橋の複雑な形も、棒の計算例とは条件が違う。
まずは二枚の日時と位置をそろえて記す。重ねるのは、そのあと。実際の写真比較はまだ行っていない。
出典と時点
国立天文台暦計算室「太陽の高度,方位角および影の位置の概略値の求め方」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2005.html
資料には「暦象年表2005より加筆、訂正」とある。ページ公開日は未確認、2026年10月1日確認。既存の原理説明を使った整理で、新しいニュースや観測報告ではない。上の二つの数値はこの記事独自の仮定計算。
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